私は長いあいだ、フィットネスの現場でお客さまと向き合ってきました。
そのなかで、ずっと引っかかっていたことがあります。
セッションの「あいだ」が見えなかった
セッションが終わったあと、お客さまに自宅で行うトレーニングをお願いする。動画のリンクを渡して、「これをやっておいてくださいね」と伝える。
でも、その後は見えませんでした。
・やってくれているのか
・難しくなかったか
・正しくできているのか
次のセッションで「どうでしたか?」と聞いても、前回の内容がうまく活かされず、毎回ゼロからやり直しているように感じることもありました。
セッションで伝えたことを、日常の実践につなげること。
そこが大切だと感じていました。
お客さまの生活のほとんどは、セッションの外にあります。だからこそ、セッションと次のセッションの「あいだ」を、どう支えるか。
渡した内容は時間とともに埋もれ、フォローは指導者の記録や記憶、頑張りに頼るしかありません。
これは、私一人の努力だけでは続けられないと感じていました。
この課題は、自分だけのものなのか
そう考え、指導者33名にアンケートを行いました。
宿題やセルフケアを
「毎回・ときどき」伝えている
82%
一番の悩みは
「その後が見えない」
61%
多くの指導者が、宿題やセルフケアを実際に伝えていました。その一方で、伝えたあとの様子までは見えにくい。
私が感じていたセッションの「あいだ」の課題は、少なくとも私だけのものではありませんでした。
それが、S2Sを形にする決め手になりました。
※指導者33名を対象としたS2Sによる自社アンケート。61%は「やってくれているか分からない」9名と「正しくできているか不安」11名の合算です。数値は四捨五入。

人の頑張りではなく、仕組みで支える
続けてもらうことの難しさに向き合うなかで、私は心理学とカウンセリングを学びました。
人はなぜ続けられ、なぜ途中でやめてしまうのか。その仕組みを理解するなかで、大切だと考えるようになったのは、ずっと誰かが支え続けることではありません。
利用者自身が取り組める状態へ、少しずつつないでいくことです。
S2Sは、指導者に代わるものではありません。
セッションで伝えた内容を次に会うまで残し、利用者が自宅で実践する。
その記録を、次のセッションで確認する。
前回の続きから、次の指導を始められる。
S2Sは、そんな関係を、人の記憶や頑張りだけに頼らず支える仕組みです。
Session to Session
S2Sは、Session to Session という言葉から生まれました。
今日のセッションから、次のセッションへ。その「あいだ」にある自宅での実践と記録をつなぐ。
それが、S2Sという名前に込めた意味です。

同じ悩みを持つ、指導者の方へ
伝えたあと、やってくれているか分からない。前回の内容を、次の指導にうまくつなげられない。
同じような悩みを感じている指導者の方へ。
S2Sは、セッションと次のセッションの「あいだ」をつなぐために生まれました。
S2S代表 吉田直輔